2020-10-01から1ヶ月間の記事一覧

辺幅

布地の縁のことを表し、転じて、物事の外見・うわべのことを表すようです。辺幅を飾るという使い方で、本当に外見に限られた意味のようです。本質を見抜けていないとか、そういうことではないんですね。笑

粗忽

字から想像できますが、軽率なこと、雑なこと、不注意なことを表します。不注意だと叱られるより、この粗忽者、と叱られた方が心にきそうですね。

奇矯

奇矯な行動、奇矯な振る舞いという形で使われるみたいです。普通と違っていること。僕の好きなポッドキャストの「平均」は存在しない、という話を思い出しました。座高、身長、足の大きさ、全てのサイズの平均をとって人間を構築すると存在しないものが出来…

嚆矢

鏑矢を指す言葉で、戦いの開始時に放たれたことから、物事の始まりを意味するようです。あー。何も始まってないなー最近。

鬱勃

鬱という漢字が使われているのに、内に籠っていた意気が高まってくるという意味なのが面白いです。鬱勃とした、鬱勃たる。これを使いこなせるといいですね。字面だけから勝手に意味を予想して使っているだけではないということがちゃんと伝わるので。

累卵

積み重ねた卵のことを表していますが、そこから転じて、不安定で危険な状態を指すようです。累卵の危うき、というかたちで使われるみたい。頭良すぎない感じの言い回しで、いいですね。