中興の祖

衰退した政権や王朝などを復活させたすごいひとのことを指すらしいです。創始者がすげーみたいな話はよく聞きますが、それに続いた偉いひとをどう呼ぶのか知らずに生きてきたわけです。恥ずかしいなっ。

しどけない

身だしなみが整っていないことを指すと同時に、それによってむしろ打ち解けた感じになっていることも指すようです。何ですかね、この二つの差は。ただだらしないってのと、それがむしろ魅力的に見える場合の差ってのは。どちらとも言える状態に使うべきなん…

炯眼

主たる意味は慧眼と同じ意味だそうですが、炯眼は目つき自体が鋭いことも表すようです。どうでもいいですが炯眼の読み方がわからなくて検索に苦労しました。紙に書いてGoogle Lensで文字として認識させて検索できました。時代の進歩ですね。

test

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辺幅

布地の縁のことを表し、転じて、物事の外見・うわべのことを表すようです。辺幅を飾るという使い方で、本当に外見に限られた意味のようです。本質を見抜けていないとか、そういうことではないんですね。笑

粗忽

字から想像できますが、軽率なこと、雑なこと、不注意なことを表します。不注意だと叱られるより、この粗忽者、と叱られた方が心にきそうですね。

奇矯

奇矯な行動、奇矯な振る舞いという形で使われるみたいです。普通と違っていること。僕の好きなポッドキャストの「平均」は存在しない、という話を思い出しました。座高、身長、足の大きさ、全てのサイズの平均をとって人間を構築すると存在しないものが出来…

嚆矢

鏑矢を指す言葉で、戦いの開始時に放たれたことから、物事の始まりを意味するようです。あー。何も始まってないなー最近。

鬱勃

鬱という漢字が使われているのに、内に籠っていた意気が高まってくるという意味なのが面白いです。鬱勃とした、鬱勃たる。これを使いこなせるといいですね。字面だけから勝手に意味を予想して使っているだけではないということがちゃんと伝わるので。

累卵

積み重ねた卵のことを表していますが、そこから転じて、不安定で危険な状態を指すようです。累卵の危うき、というかたちで使われるみたい。頭良すぎない感じの言い回しで、いいですね。

知悉

ちしつ、と読むそうです。意味は字の通りで、ある物事について知り尽くしていること。悉の読みが分からなくて調べるのに苦労しました。

牛頭馬頭

これでゴズメズと読ませるのはチートだろ。。地獄で亡者を苦しめる鬼で、頭が牛・馬の奴らがいるようです。比喩的に使うとしてもちょっと具体的すぎるし、読めたらかっこいいってだけの豆知識になってしまいそうです。

風感

見物している人を感動させる・感化するような風体のことを指すようです。カゼカンではなくフウカン。かなり限定的な意味なので、一体どこでこの単語を見たのか覚えていないのが悔やまれます。でも日常的にブログで使えそうですよね。

楚々

清楚の楚ということで、なんとなく意味は想像できていたのですが、若い女性限定で使用されるという解説も多くて、この単語をわざと使う人はやばいなと、なんとなく思いました。

槌で庭を掃く

急な来客のために慌てて支度するという意味。横槌で庭を掃く、槌で庭で箔を打つというような変形版があるようです。現代ならどう言うんですかね。

馬脚を露わす

芝居に登場する馬の役の人が誤って舞台でその姿を晒してしまうことから、本性を表すという意味になっているようです。即座にギリシャ神話のエンプーサを連想しましたが、全然関係ありませんでしたね。それはロバだしね。

in the ballpark

大まかな見当がついているときにI am in the ballpark.と言ったり、数値が大体これくらいと言うときにsth should be in the ballpark of 〇〇と表現したりするようです。便利!

面妖

不思議、という意味。面が妖しいってすげー言葉だなと思いきや、別の言葉の宛字らしいです。不思議はニュートラルな感じがしますが面妖は字面的にもっと不気味ですよね。そういうニュアンスを出したいときに使っていきたい。

壁龕

アプスの和語。アプスのほうが馴染みがありますね。漢字は龍の上に合うが載っかった感じ。仏龕という言葉もあって、バーミヤンの石窟とかも仏龕に含まれるようです。漢字は画数は多いけれど覚えやすいですし、意外と使う機会があるかもしれません。

存念

いつも考えていること、その内容を指すようです。ご存念を伺いたい、みたいな使い方がされるようですが、要は考えを聞きたいということなので、「いつも」という時間成分が語義に入っているのがちょっと驚きました。プロに意見を聞くときに使いたいですね。

首を洗って待つ

今後の予定の話で出てきて、意味を知らなかった。ヒェー

生き馬の目を抜く

素早く物事をこなすさまという意味と、出し抜いて利益を得るという意味の二つの意味があるようです。てか生きている馬の目を抜くってどんなだよって話だよ、可哀想すぎるだろ。行動の早さをポジティブな意味で表現したいときは別の表現を用いようと思いまし…

閲する

閲覧の閲の字ですね。ケミするという読み。調べる、検める、という意味だそうです。検閲は同じ意味の字を重ねたものだったんですね。面白かったのが、年月を過ごす・経るという意味もあるという点。何年を閲した、みたいな。かっけーな。閲ストリー。

韜晦

才能や身分を隠すこと、姿をくらますことを意味するそうです。 持っているものを隠すか見せるか。韜晦と呼べるほどの才能とかはないですけど、隠すのカッコいいなと思ってた時期はあります。初対面の時に全部見せてしまうと面白くないってのも確かです。小出…

溜飲が下がる

胃の調子が悪いときとかに上がってくる酸っぱいやつのことを溜飲っていうらしいです。溜飲が下がるというのは慣用句で、不満や不平が解消されて気分が晴れることを指すようです。 感情や精神状態を身体に準える言葉って分かりやすくていいですね。他の言語で…

無聊

無聊を託つという慣用句で使われ、退屈なことを示すそうです。しかしなんというか、この単語を知ってる時点で、あまり普段退屈することがなさそうな、常に何か面白いことを考えてる人を想像しちゃいますね。日常的にこの表現使っていきたいです。日常そんな…

逕庭

二つのものの間にある(大きな)隔たりのことを指し、逕庭があるというかたちで使われるようです。莊子の文章が由来となっているようで、小径と屋敷の前にある広大な広場を示す二つの漢字を並べて対比させています。逕庭という言葉を見た時に茶室と露地を連想…

隆準

リュウセツと読み、高い鼻を表すそうです。鼻が高いという慣用句とは全く関係なく、本当に「高い鼻」を表すそうです。予測変換でも出てこない単語はこのブログで初めてです。そしてこの単語、調べたはいいけど使える気がしませんね。。

糠雨

霧雨と同じ意味ということです。色々な粉がある中でなぜ糠?ってのはちょっと疑問ですが、面白いので霧雨の代わりに使っていこうかなと思います。霧雨というと、傘を差すか差さないかで迷うようなちょっと嫌な感じですが、空から糠が降ってきていると考えて…

象牙の塔

象牙の塔にこもるというかたちで使われるようです。芸術や学術に従事する人たちの現実とは離れた「高度」な世界のことを表す。批評家の表現が定着して慣用句になったらしく、それゆえに皮肉が含まれているようです。