2019-11-01から1ヶ月間の記事一覧

横溢

溢れ出るほど何かが盛んなことを指します。元気なり、正気なり。溢ってイツって読むんですね、逸脱の逸みたい。知りませんでした。今日はなぜか疲労感が横溢しているので、短めにして早く寝ます!

健啖

よく食べることを表すそうです。辞書によってはそこに「好き嫌いなく」の副詞が付け加えられています。 好き嫌いってあってもいいんじゃないかと思ったことはあります。栄養バランス悪くても本人がそれでよければいいんじゃないかと。でも、育児や教育を考え…

上滑り

上滑りという言葉だけだと、表面的で軽薄、という意味にだそうです。言葉が上滑りする、という使い方がされる時には、言葉に深い意味がない場合に使われる。議論が上滑りする、なんていう使い方がされるそうです。 上滑りから連想するのは、主張の主体と内容…

沽券

沽券に関わるという慣用句で使われる言葉。面目やプライドに関わることを意味するらしいです。このブログで取り上げてきた言葉の中ではメジャーな方ですね。知らない言葉を知らないのはまず仕方ないですよね。でも、知っているようでちゃんとは知らないこと…

唾棄

唾をかけたくなるほど何かを軽蔑し嫌うことを指すそうです。唾棄すべき行為、というかたちで使われることが多いそうです。かなり強い表現の印象。 調べていたら「唾棄は会話でも文章でもよく使う」なんて書いてあったりして、流石にそれはないだろうと思いつ…

気疎い

読み方は「ケウトイ」。見たり聞いたりするのが鬱陶しい様子を表しているそうです。そこから派生してただ単に鬱陶しい、不愉快という意味でも使われるようになったとか。 この前知った「活写」という言葉がそうであったように、複数の言葉の意味を併せ持って…

場末

都心や繁華街から離れた場所にあるという意味で、読み方は「バスエ」だそうですね。酒場関係の記述をする時に使う言葉らしいです。 場末感のある酒場って、小説や映画によく出てきますよね。そこでの偶然の出会いから物語が発展していくこともしばしば。魅力…

活写

ありのままをいきいきと描写することを表すらしいです。 言葉を知ることによって新しい表現の可能性が開けるのを、改めて実感させられています。ありのままを活き活きと描く、に該当する他の言葉を私は知りませんでした。活写という言葉にしか活写できない意…

先鞭

先鞭をつけるというかたちで使われる言葉らしいです。他の人よりも早く先に取り組むこと。 ネットの辞書を見ている限りは、早く取り組んで「成果を挙げたかどうか」という点で、定義が分かれているようです。成果をあげたことまで含めて先鞭をつけたと呼ぶの…

均霑

平等に利益を受けることを意味するらしいです。霑という字は訓読みでうるおうと読むこともあるらしいですね。均一に潤う。分かりやすいです。 利益が平等にいきわたることを示す言葉って他にない気がしますね。享受でもないし普及でもないし。「利益=なにか…

相好

相好を崩す、というフレーズで使われることが多いらしいです。相好という単語自体は表情そのものを指す。相好を崩すというフレーズになると、顔をほころばせる、喜んだ表情を見せるという意味になるそうです。 「崩した」結果が喜びの表情ってのは、なんとい…

やもめ

寡婦や寡夫を指す言葉らしいです。 変換候補で鰥という難しい字が出てきたので調べたのですが、どうやらこの漢字の鰥は男性に使われるもので、女性の場合は寡婦という字が使われるそうですね。鰥寡孤独という単語もあって、律令制の下での概念だったとか。や…

杵柄

という単語をメモしていたのですが、昔とった杵柄という慣用表現らしいです。過去に習得した技術を指していて「昔とった杵柄で、今でも〇〇ができる」というかたち・文脈で使われるみたいですね。 あと、忘れてしまったこと、できなくなってしまったことには…

氷解

長年の疑問がきれいさっぱりなくなること。氷解する。美しい表現だと思いませんか?とてもよい言葉に出会った気がします。 氷が消えてなくなってしまうということに、私は少し郷愁を覚えたりします。氷がある状態、問うべきものを常に持っている状態、それ自…

野趣

野趣に富む、というかたちで使われるらしいです。自然のままで、やや田舎っぽい、けれども素朴なよさがある、という意味の、ポジティブな言葉らしいですね。 こういう言葉を私は求めていました。素朴でよい、と言ってしまってもよいのですが、それはちょっと…