野趣

野趣に富む、というかたちで使われるらしいです。自然のままで、やや田舎っぽい、けれども素朴なよさがある、という意味の、ポジティブな言葉らしいですね。

こういう言葉を私は求めていました。素朴でよい、と言ってしまってもよいのですが、それはちょっとありきたり。洗練されている、とも違う気がします。洗練は、工夫の果てにあるものというイメージですが、野趣は、ワイルドであることそれ自体に良さを見出していると。

特に海外に旅行とかに行く時、私は食事の野趣を大事にしています。工夫されたもの、観光客向けに用意されたものではなくて、その現地のもの、媚を売っていないものを絶対に食べてみたいと思っています。今年も旅行に行く予定があるので、野趣の富んだ料理にぜひチャレンジしていきたいものです。